シリカのテラスは扇形の模様が特徴。水の流れが速いと小さな文様、遅いと大きな文様になる。粒々っぽくなっているところは、水しぶきのかかるところらしい。シリカは水の酸性とかにはあまり関係なく、砂糖と同じように溶けたり析出したりするらしい。シリカの中に植物が取り込まれているところもある。面白いものでは木の根の形が円形に残っていて、中央に丸い空白があって、ここに木の幹があったのだとわかったりする。テラス中の木の放射性年代測定では、3500年前のものだという結果がでたそうだ。このシリカテラスは、地表から地下18mまであるらしい。また、3段になっている境目は断層で、パンフによるとAD131のMt.Taupoの噴火時にできたものだそうだ。地熱活動が盛んで、尚且つ地表に水が多く出ている所、というのは断層のような水の通り道がある場所にしかできないらしい。Wairakei Valleyも断層があるらしい。更に、地表に蒸気が逃げやすい、Crater of the Moonのような場所では温水が蒸気として逃げてしまうため、上手くいかないらしい。 Orakei Korakoにも「画家のパレット」と呼ばれる地域があるのだが、シリカの白がかなり大目。中央付近に直径5m近くありそうな大穴があり、シリカの感じからすると、かつて水を噴き出していたようだった。あちこちに穴があり、水が湧いている。 次にRuatapu Caveへ。この洞窟は底に温水池がある、Orakei Korakoの目玉。地上から斜め60度くらいの傾斜で下がっていく洞窟で、深さ20mくらいありそうな大きさ。底には青い色の水が溜まっており、冷たいのかと思ったら風呂に丁度良いくらいの熱さ。奥の方は岩盤の下に潜り込んでおり見えないが、更に温度が高いそうだ。地上レベルから、酸性の水が岩を溶かして溶かして、今の洞窟の形を作ったらしい。地下の水面レベル(更に下方)と洞窟の奥の水面の高さが等しくなるまで、この作用は続くと考えられている。洞窟の底から入り口を見上げると、穴の底にいる感じがして面白い。南米のジャングルの奥地の洞窟、的雰囲気がした。
0800起床。朝はトーストにトマトソースとチーズを載せたもの。1000発Wairakeiへ。オフィスで下ろしてもらい、Prawn Farmという地熱温水を利用したクルマエビの養殖場を見に行った。水田のような池が並んでおり、体長5mmくらいの小さなエビがいるのが見えた。地熱発電に利用した後の温水(28℃)を利用しているらしい。併設のレストランで茹でエビ(175g)$17を食べた。高っ、さすが観光客向け。でもおいしかった。 次の、Craters of the Moonに向かう途中、Honey Hiveというお土産物店兼カフェに寄り、フルーツワインと蜂蜜のテイスティングをし、マヌカハニーアイスを食べた。今日はグルメツアーですか。はいそうです。その後、道で乗馬中の人たちを見かけた。馬って思っている以上に大きいなぁ。ツアーの乗馬はあまりやる気がしない。 Craters of the Moonは、DoC整備の無料で見られる地熱地帯。地面のあちこちに蒸気の噴出し口があり、その周りを植物が覆っている。メインの大きなクレーターは、直径×深さが10m×10mくらいある2連クレーターで、壁面から蒸気も上がっており、流石という迫力。他にMud Poolと、シュウシュウすごい音をたてながら蒸気を吹き出している穴があった。Mud Poolは風向きが悪く写真撮れなかったが、ぼこぼこ泥が噴き出す音が聞こえた。Mud Poolは泥が沸いているのかと思っていたが、酸性の水が湧き出して、周囲の岩が溶けて泥になっているらしい。なるほど。Wairakeiで地熱発電、すなわち地下の温水の汲み上げを開始してから、Craters of the Moonの地区の地熱活動は活発化したらしい。地下の温水の量が少なくなって、沸騰しやすくなっているのか? 帰路、カフェに寄ってスライス(甘っ)とコーヒー$5.5。もうちょい節約しないとダメかなぁ。ピックアップしてもらった後、帰りにHuka Fallsに寄ってもらった。幅100m×深さ4mの川が、幅10m×深さ15mの細い水路をすごい勢いで流れ、最後に落差5m程の滝になる。滝自体はそれほど大きくないのだが、その水量がものすごい。水の色が淡い水色でとても綺麗。さすがに一見の価値あり。観光客がたくさんきていた。夕食は魚のオーブン焼き、ポテト、ズッキーニときのこの炒め物。